日本共産党

2002年2月22日(金)「しんぶん赤旗」

民医連総会

小泉内閣の支持基盤掘り崩すたたかいを

石井郁子党副委員長があいさつ


 二十一日開会した、全日本民医連第三十五回定期総会で、日本共産党の石井郁子副委員長があいさつしました。

 石井氏は冒頭、介護保険の実施、健保二割負担など「保険あって給付なし」の矛盾が広がる中、民医連は住民のなかに分け入っておう盛に活動してきたと指摘。在宅介護支援の施設が千を超えたことや、全国紙が「差額ベッド代をとらない、親切な医療機関」と紹介したことをあげ、国民の「命のとりで」の地歩を確立しつつあると強調しました。

 小泉医療改悪を「国民の命綱を断ち切る戦後史上でも最悪の攻撃」と批判し、改悪反対のたたかいが小泉内閣の支持基盤を大きく掘り崩しつつあるとのべました。

 また石井氏は、医療保険財政の危機は、国庫負担を削減し、大企業のリストラ「合理化」を野放しにして失業と暮らし破壊を広げてきたためと主張。その根本をたださず国民に負担を押しつける非情、冷酷な政治が許されるのか、それが「改革」と呼べるのか―の訴えは国民自身の声、怒りとなって広がろうとしていると語りました。

 「改革すべきは国民をいじめながら大企業、ゼネコンには大盤振る舞いの逆立ち政治」とし、政治の改革への大きな展望をもち「“国民の命守れ”の世論を広げて小泉内閣を追い詰めよう」と呼びかけ、大きな拍手に包まれました。

 


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