2002年2月26日(火)「しんぶん赤旗」
「ムネオ・ハウス」の完成式典(九九年十月)に、自民党の鈴木宗男衆院議員のほか、外務省欧亜局長、工事を受注した根室管内の業者、工事を「丸投げ」された大手エンジニアリング会社の関係者などが勢ぞろいしていたことが二十五日、衆院予算委員会での日本共産党・木島日出夫議員の質問で明らかになりました。
木島氏は、外務省に明らかにさせた式典出席者名簿を提示。同名簿には、鈴木氏をはじめ、外務省欧亜局長など八人、支援委員会一人、工事を受注した「渡辺建設工業」「犬飼工務店」の社長、「丸投げ」を受けた日揮、コンサルタントを受注した「日本工営」などが名を連ねています。
木島氏は、渡辺建設工業、犬飼工務店両社JVが大手エンジニアリング会社「日揮」と三億五千万円で下請け契約を結んで工事を「丸投げ」した問題を追及。斎藤局長は「詳細を把握していない」とあいまいな答弁をしたため、前出の名簿を示し、外務省が深くかかわっていることは明らかだと強調しました。
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