日本共産党

2002年2月28日(木)「しんぶん赤旗」

党首討論の時間枠拡大

野党が要求、与党拒否


 与野党で構成する党首討論の「見直しプロジェクトチーム」(座長・虎島和夫衆院議員=自民)が二十七日、国会内で開かれ、与党側は、全体で現在四十分間となっている討論時間枠の拡大や、本会議で首相が答弁する週も党首討論を開催することなどを、いずれも拒否しました。これに対し、野党側は厳しく批判し、引き続き協議することになりました。

 席上、与党側は、野党側の要求を拒否する理由として、予算委員会、本会議で首相が答弁する週は党首討論は行わないことなどを内容とする与党と民主党などが合意した「申合せ」(二〇〇〇年一月十八日)を示しました。これには、日本共産党は合意しませんでした。

 日本共産党の児玉健次議員は、この「申合せ」を見直すために、「プロジェクトチーム」を立ち上げたと指摘。同プロジェクトチームの副座長で民主党の石井一議員は、「いまさら当時の『申合せ』を持ち出すのはおかしい。与党の硬直した態度は遺憾だ」と批判しました。

 


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