日本共産党

2002年3月10日(日)「しんぶん赤旗」

京 都

有事法制反対で共同を

鶴見俊輔、岡部伊都子氏ら 各界11氏アピール


 鶴見俊輔氏(哲学者)、岡部伊都子さん(随筆家)、大島亮準(大原念仏寺住職)、大江真道(日本聖公会司祭・牧師)など、京都に在住あるいは各界の著名な十一氏は八日、「有事法制と自衛隊の海外派兵に反対し 憲法が輝く二十一世紀へ共同をよびかけます」のアピールを発表しました。

 アピールは、小泉内閣の有事法制の狙いを「日米共同の戦争に罰則つきで国民を総動員する」ものと批判。また、京都の舞鶴港から自衛艦がアフガニスタンでの軍事行動支援に出撃し、市民のなかに不安が広がっていると指摘しています。

 そして、「二十一世紀を文字通り憲法九条が輝く世紀とするために、有事法制と自衛隊の海外派兵に反対し、この京都から平和を希求するすべての人々の共同を心からよびかけるものです」とのべています。

 よびかけ人はほかに、上田勝美(龍谷大学教授)、小野誠之(弁護士)、折田泰宏(弁護士)、寿岳章子(国語学者・エッセイスト)、村井豊明(弁護士)、穀田恵二衆院議員(日本共産党)、辻元清美衆院議員(社民党)の各氏。十七日には、京都市のキャンパスプラザ京都で「市民が語る有事法制反対のつどい」(同実行委員会主催)を開きます。

 


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