2002年3月26日(火)「しんぶん赤旗」
日本共産党の春名直章衆院議員と今井久代、佐々木泉の両愛媛県議は二十五日、新居浜市の住友重機械工業新居浜製造所を訪れ、日納義郎住重本社社長にたいし、希望退職、転籍、分社化などによって、全体で千三百二十五人(新居浜製造所関係で約五百八十人)を削減、最高40%の賃金カットなどを内容とするリストラ計画の撤回・見直しを申し入れました。
申し入れ書は、(1)計画の撤回ないしは、再検討、見直しをすること(2)退職、転籍などの強要は判例でも厳しく禁じられており、同意を前提とする。現在の労働条件を後退させないこと(3)地域経済への社会的責任を果たし、新規事業を起こし、雇用を守ること――などを求めています。
新居浜製造所の浅野盈徳総務部長、阿部智紀人事課長が応対しました。
春名直章衆院議員の話
本社(製造所)に残れる選択肢をもたない、事実上の五十五歳定年制になっていることが交渉のなかでいっそうはっきりしました。しかし、本人同意が前提であることを会社は認めざるをえませんでした。ひきつづき一方的なリストラを許さないとりくみを続けていきたい。
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