2002年4月14日(日)「しんぶん赤旗」
日本共産党の藤木洋子衆院議員、植木俊雄中小企業局長は十二日、全日本民主医療機関連合会(民医連)を訪問し、医療改悪法案をめぐり、野党が一致して反対している国会の動きにふれながら、日本共産党が先に発表した医療改革の「提案」を説明し、「一致点での共同をいっそう強め、ひろげましょう」と要請しました。
応対した永田勝美事務局次長、廣田憲威常駐理事は「提案」にもふれ、「健保、老人とともに国保の三割負担と保険証取り上げによる健康悪化が一段と深刻」と指摘。「急速にひろがってきた大改悪反対の国民世論をさらに圧倒的なものにひろげ、推進勢力を追いつめるためにも、深刻な現状を解決する要求をかかげ、改革する運動へと発展させたい」とのべました。
また「診療報酬の引き下げは、経営を圧迫し、国民から身近な診療機関を取り上げるものであり、再改定要求を掲げ、この問題でも実現を迫っていきたい」と語り、要請については積極的に検討したいとのべました。