2002年4月17日(水)「しんぶん赤旗」
全労連は十六日、全国いっせいに有事法制に反対する宣伝・署名活動をしました。東京・JR御茶ノ水駅前では、「有事法制反対・憲法九条守る全労連闘争本部」の小林洋二本部長(全労連議長)、自治労連の駒場忠親委員長、国公労連の堀口士郎委員長、東京労連の佐原忠連議長らがマイクを握り、「アメリカに日本が協力し、憲法を停止してしまう最悪の法律です」(小林議長)と訴えました。
ビラを読んでいた医療関係のアルバイト、鈴木珠予さん(20)は、「いよいよ日本が戦争にまきこまれるのかなと思います。万が一のための備えだとかいうけど、戦争が起きないように平和外交とかするのが大事だと思う」と話していました。
有事法制反対の請願署名に署名した男子学生(19)は、「最近新聞とかチェックして、友だちとも話し合っているんです。どんどん戦争の方向に日本が流れているみたいで、やばいですよ。知らないうちにぼくたちが戦争に引っ張りだされることになりかねない」と話していました。