2002年4月17日(水)「しんぶん赤旗」
保団連の室生昇会長(右から2人目)と懇談する石井郁子副委員長(その左)=16日、党本部 |
全国保険医団体連合会(保団連)の室生昇会長が新任のあいさつのため十六日、日本共産党本部を室井正保団連事務局長とともに訪問。石井郁子党副委員長、福重泰次郎国民運動委員会事務局長、植木俊雄中小企業局長と懇談しました。
一月の保団連大会で会長に選出された室生氏は「患者負担増案に続く診療報酬切り下げで、開業医の怒りはますます広がり、世論も反対の方向でかわってきた。力をあわせ大改悪を阻止したい」とあいさつ。
石井副委員長は「患者のいのちを守るため医療と運動で先頭に立つ皆さんの影響は本当に大きい。国会では野党が医療改悪法案反対で一致したたかっている。今後、全国各地の草の根で世論をさらにひろげ、改悪推進勢力を追い詰める運動へと発展させたい」と語りました。
四月からの診療報酬改定で、整形外科で収入30%マイナスなど深刻な実態が語られ、「各病院団体でも『医学的根拠のない改定』など批判の声が上がっている」(室生会長)と、共同の広がりも紹介されました。