2002年5月5日(日)「しんぶん赤旗」
長野市内で四日、「ピースinマツシロ」(高校生平和集会・スプリングセミナー合同集会)が始まりました。同実行委員会と長野県高校生平和ゼミナールの主催で、六日まで。五日は松代大本営地下ごう跡を見学し、四つの分科会で論議・交流。六日も分科会が開かれます。
沖縄県の高校三年生の三人は「小泉さんは憲法九条を変えようとしているけど、あきらめていては始まらない。今できることは声をあげること。自分にできることで、平和の種をまきたいです」と参加。全国から高校生らが集まりました。
白澤史那実行委員長(17)は「マツシロの時代背景から、アメリカいいなりの日本の安全保障、有事法制とのかかわりも知りました。新しい何かを見つけて、それぞれの地域に持ち帰ってください」と呼びかけ。
構成詩「地下壕の声が聞こえますか」で、中国・朝鮮人強制労働や「国体護持」を告発し、「戦争は嫌いです。有事立法も嫌いです」と訴えました。