2002年5月9日(木)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の市田忠義書記局長が八日、全面的に職務に復帰しました。志位和夫委員長が同日午後、国会内での記者会見で明らかにしました。
志位委員長は、市田氏が結腸がん手術後「リハビリ的なこともしながら、ならし運転をやってきたが、体調も万全になったということが確認でき、きょうの常任幹部会で書記局長の仕事に全面復帰することを確認した」と報告。筆坂秀世政策委員長が、引き続き書記局長代行を兼務することも確認したことを明らかにしました。
市田氏は「リハビリに励み、元通りというか、がんもなくなって完治したので、元以上に健康体になった」と笑顔であいさつしました。
記者会見のなかで志位委員長は「党員・読者拡大の大運動」(二〇〇一年十月から四月まで)の結果、党員数が四十万人を超えたことを報告しました。
志位氏は、全国の報告を集計した結果、党員数が四十万一千百九十一人に到達したことを明らかにし、「さらにテンポを速め、五十万の党に到達するよう奮闘したい」と抱負を語るとともに、「しんぶん赤旗」の読者が増減差し引き約三万人増えた結果について「全党の努力で、前進の軌道に乗りつつある。ぜひ、これを持続的に発展させたい」とのべました。