2002年5月12日(日)「しんぶん赤旗」
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「一緒に歩こう平和な未来へ」。青年・学生百二十人余が十一日、東京・渋谷区でテロや戦争、有事法制反対を訴えて行進しました(写真)。色とりどりのプラカードを持ち、大きな声で「ラブ・ピース」。多くの初参加者がいました。
友達を誘って初参加した千葉県の正岡優也さん(17)=高校生=は「有事法制は通ってほしくない。日本が戦争になっちゃうんじゃないか、そんなのやだ」。ビラでピースウオークを知りました。休み時間に教室の前に立ち、ビラをかかげて「一緒に参加する人はいませんか」と叫びました。友達は「戦争はお互いを傷つけるものでよくない。有事法制についてはよく知らないけど、憲法の平和原則は守るべきだ」と共感。正岡さんは「声を上げてよかった。これからも呼びかけていきたい」と話します。
金沢妙子さん(26)=障害者施設勤務=も初参加です。「本当に戦争になったら、生活はぐちゃぐちゃになってしまう。こういうイベントがあることを友達に知らせていかないと。私もメールで知りました」と熱心にビラを配っていました。
主催は、高校生一万人アピール署名実行委員長、ワシントン平和大行進に参加した学生、民青同盟東京都委員長ら三十二人が呼びかけた同実行委員会です。