日本共産党

2002年5月14日(火)「しんぶん赤旗」

諌早湾潮受け堤防内の調整池

小沢議員らが現地調査

十分に海水入れる必要性判明


写真

諌早湾潮受け堤防内側の調整池を研究者の協力を得て調査する日本共産党調査団。中央・小沢和秋衆院議員、右端・西村貴恵子長崎県議ら=13日

 小沢和秋衆院議員ら日本共産党調査団は十三日、長崎県の諌早湾潮受け堤防内側の調整池を研究者の協力を得て調査しました。

 現在は、堤防に設置された排水門を開いて淡水の調整池に海水を入れる調査が断続的におこなわれています。

 表層の塩分濃度を測定すると、河口付近の汽水域と同じような状況が見られ、かなりの塩分が入り込んでいる状況が確認されました。しかし干陸化した付近では、なめてみても塩味を感じないところもありました。実質一カ月の短期調査とはいえ、中・長期の調査につながるよう十分に海水を入れる必要のあることが分かりました。

 事業縮小前の東工区前面堤防の石垣が二キロメートルほどにわたって顔を出しており、海水の自由な流れを妨げていることもわかりました。

 調査には、小沢議員のほか、西村貴恵子・長崎県議、福岡洋一・諌早市議らが参加しました。

 


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