2002年5月14日(火)「しんぶん赤旗」
全教、日教組の所属の違いをこえて教職員組合が参加する「教職員組合共同闘争推進連絡会」は十二日に総会を開き、「有事法制三法案を廃案にし、憲法・教育基本法の改悪を許さず、学校や社会に生かすために力を合わせましょう」とのアピールを採択しました。
アピールは、「教え子を再び戦場に送らない」と誓い、平和と民主主義教育にとりくむ教職員として、有事法案を「断じて許すことはできません」と表明。学校グラウンドや校舎の強制使用、教職員への協力押しつけも予測されると指摘。また、米軍支援の自衛隊艦船への攻撃が予測される段階でも発動対象とされかねない「歯止めなき武力行使への道をひらくもの」と批判し、所属組織の有無や違いを超えて団結し、子どもたちに平和な未来をひきつぐために、廃案へ立ち上がるよう呼びかけています。