2002年5月18日(土)「しんぶん赤旗」
日本共産党、民主党、自由党、社民党の四野党は十七日、国会内で政策責任者会議を開き、小泉純一郎首相が「修正」の検討を指示した個人情報保護、人権擁護両法案について、一致して撤回を求めるとともに、共同の集会開催も検討していくことを確認しました。
日本共産党から筆坂秀世政策委員長、佐々木憲昭衆院議員が出席しました。
会談では、マスコミが発表した個人情報保護法案の「修正試案」について、基本原則の一部の「透明性」をいじるだけの内容で、報道規制など本質的なことにはまったく触れておらず論外だ、との認識で一致。「小泉首相や閣僚がこの『修正試案』を受けて委員会審議に入る前から『修正』に言及し始めたのは、みずから法案の欠陥を認めるもので、撤回すべきだ」として、撤回に向けた運動を実務者協議で検討していくことにしました。