2002年6月8日(土)「しんぶん赤旗」
政府・与党は、来週にも衆院厚生労働委員会で医療改悪法案の採決をねらっています。全労連、全商連、新婦人、日本民医連、保団連、中央社保協など十一団体の代表は七日、同法案の廃案をめざして一層の奮起を呼びかける緊急の訴えを発表しました。
七日、十一団体の代表が発表した一面所報の訴えは、不当な会期延長、医療改悪法案の衆院通過は絶対に許すことはできないとしています。
そのうえで、(1)医療改悪反対、有事法制阻止で、集会、宣伝、署名などの活動を急速に強める(2)「慎重審議と、悪法ごり押しのための会期延長やめよ」の声を地元選出議員や厚生労働委員にファクスなどで届ける(3)委員会傍聴や、東京で計画されている「6・13中央集会」「6・16全国大集会」への参加――などを呼びかけています。
訴えを発表したのは次の人たちです。
▽全労連・小林洋二議長▽全商連・市川喜一会長▽新婦人・井上美代会長▽全生連・島田務会長▽全日本民医連・肥田泰会長▽日生協医療部会・伊藤一二運営委員長▽日本医労連・田中千恵子委員長▽全国保団連・室生昇会長▽日患同盟・小林義雄会長▽新医協・菱山珠夫会長▽中央社保協・堀幾雄事務局長