2002年6月10日(月)「しんぶん赤旗」
滋賀県大津市のパルコ前で九日、女性たち約五十人がずらりと並び有事法制反対の署名を訴えました。全教滋賀教職員組合女性部(林幾子部長)が、「女性の立場からも廃案を求めアピールしよう」と各団体に呼びかけ。新日本婦人の会や母親連絡会、県労連女性部などがかけつけました。
エイサーなどのパフォーマンスでも平和を訴え、一時間半で、約百五十人が署名を寄せました。
署名に応じた会社員(35)は「小泉内閣は期待していたが、防衛庁の(情報公開を求めた人たちの)リスト作りにも、はっきりだめだといわないでずるずる。有事法みたいな危険なものを任せるわけにはいかない」と話していました。
このほか、署名に応じながら「戦争には反対です」と話す人や「えっ、そんなことテレビでもやってましたか」と初めて聞くという人も。中には「昔、ぼくの家の前を戦車が通りました」と話す人もいました。