2002年6月13日(木)「しんぶん赤旗」
今国会での有事関連法案成立を許さない「香川県民集会」(有事関連三法案の成立を許さない香川県民集会実行委員会主催)が十二日、高松市の高松中央公園で行われ三千人が参加しました。
集会には日本共産党、民主党、社民党、新社会党、県労連、連合香川、多くの市民団体が参加、このような広範囲の団体参加による集会は県内では初めてです。
各政党、労働組合がそれぞれ平和の誓いと有事法案廃案を決意表明。田村守男共産党県委員長は、「審議すればするほど、内容はボロボロになっていく。この法案の息の根を止めるまでたたかい抜こう」とあいさつ。
山田行夫県労連議長は、「今こそ日本が平和憲法をもって世界に訴えていくことが必要」と強調し、野村真利子連合香川女性委員会事務局長は、「この法案は国民の権利、有事の定義があいまいで今国会での成立はくい止める」と表明しました。
集会後商店街をデモ行進し、「戦争法、有事法制反対」「われわれは平和のためにたたかうぞ」などのシュプレヒコールをあげました。