2002年6月15日(土)「しんぶん赤旗」
日本共産党、民主党、自由党、社民党の四野党は十四日、国会内で政策責任者会議を開き、八月五日施行予定の住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)について、「個人情報保護法制が未整備なもとではプライバシーが侵害される恐れがある」として、最低限「凍結」を求めていく方針を確認しました。今後、凍結法案の提出も視野に入れ、与野党含めて一致できるよう働きかけていくことにしています。
住基ネットは、すべての国民の住民票に十一ケタのコード番号を付け、氏名、住所、生年月日など六項目の個人情報をコンピューターで一元管理する仕組み。