2002年6月19日(水)「しんぶん赤旗」
森山真弓法相らは十八日の衆院議院運営委員会で、あっせん収賄容疑で逮捕許諾請求を行っている鈴木宗男衆院議員(自民党離党)の被疑事実などを説明しました。
それによると、鈴木議員は(官房副長官就任直後の)一九九八年八月四日ごろ、首相官邸の官房副長官室で、不正伐採で入札参加資格の七カ月間停止の行政処分を受けていた「やまりん」(本社・北海道帯広市)の山田勇雄会長、山田哲社長らと面会。処分を受けなかった場合と同量の林産物を、処分終了後に随意契約で購入できるよう林野庁幹部に働き掛けてもらいたいとの請託を受け、その場で現金五百万円のわいろを収受しました。