日本共産党

2002年6月26日(水)「しんぶん赤旗」

元「慰安婦」へ補償を

参院議長らに法案成立要請


写真
法案成立を求めて倉田参院議長(左) に申し入れる元「慰安婦」(中央)、支援の人たち。左2人目から八田、吉川 両参院議員=6月25日、国会内

 韓国、台湾の元「従軍慰安婦」らは二十五日、国会内で参院の倉田寛之議長、本岡昭次副議長と会い、「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」の早期審議と成立を要請しました。

 同法案は、元「慰安婦」とされた人たちに謝罪の意を表し、その名誉回復のために必要な措置(金銭の支給を含む)を講ずると定めています。日本共産党、民主党、社民党の野党三党が前国会に提出し、継続審議になっています。

 韓国の李容洙さん(74)は、十四歳で銃剣をつき付けられて連れてこられたこと、拒むと殴られ、電気による拷問を受けて死にかけたことなどを話し、「私は歴史の生き証人として今、生きている。この法案が審議され、成立することを望む」と語りました。

 日本共産党からは吉川春子、八田ひろ子参院議員が同席しました。

 


もどる

機能しない場合は、ブラウザの「戻る」ボタンを利用してください。


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp