2002年6月28日(金)「しんぶん赤旗」
連合は二十七日、沖縄県で開いた中央委員会で、「健保法改正案等の廃案と有事関連三法案の成立阻止を求める特別決議」を採択しました。
決議は、自民・公明・保守与党三党が衆院で健保法案を採決強行したことに対し、「国民の反対が多く、組合員・家族の生活に直接大きな影響を与える制度改悪」とのべています。
有事関連法案については、「国会質疑において法案のあいまいさと多くの欠陥が明らかになった」と指摘。さらに政府答弁の不統一や非核三原則見直し発言、防衛庁の情報公開請求者リスト問題などをあげ、「提案資格そのものが疑われる事態に至っている」と強調し、国民の疑義に応えていない法案を成立させることに、「連合は断固反対する」と表明。両法案の廃案・成立阻止をめざして最後までたたかいぬくとしています。