2002年6月28日(金)「しんぶん赤旗」
東大阪市長選(三十日投票)で公明・「解同」候補、自民府連の推す候補と激しくあらそっている、「明るい東大阪をつくる会」の長尾淳三市長は二十七日、市内を終日かけめぐり「党派をこえたご支援を」と呼びかけました。日本共産党の筆坂秀世書記局長代行が応援にかけつけ「長尾民主市政の二期目実現で利権・腐敗市政への逆戻りはきっぱり拒否を」と訴えました。
筆坂秀世書記局長代行の応援をうけ訴える長尾淳三市長=27日、東大阪市 |
この日夕、帰宅途中の会社員や買い物客がいきかう近鉄小阪駅前で、筆坂氏は、前市政を支えた自民党や公明党の国会議員がムネオマネーを受け取り、今回の選挙でも相手陣営が同和事業を食い物にしてきた「解同」にも推されるなど利権・腐敗の勢力だと指摘し、市政の逆戻りは許せないと強調。市職員採用や公共事業を改善して不正をなくし、くらしや中小企業対策で積極的な施策をすすめている長尾市政をいっそう花開かせましょうと呼びかけました。
長尾市長は「市長が利権をいっさいもとめないからこそ、中小企業支援の施策を実施できました。住民と市役所が二人三脚でまちづくりをすすめていきたい。ごいっしょにこの道をすすめようではありませんか」と訴え、大きな拍手につつまれました。
学童保育指導員の女性(47)は「ほかの市が学童保育の民営化をすすめるなか、長尾市長は学童の充実にがんばっている。これからもがんばってほしい」と話していました。