日本共産党

2002年7月9日(火)「しんぶん赤旗」

医療改悪反対・有事法制許すな 7・19大集会成功へ

がんばる新婦人埼玉県本部

ピースリボンつけて意気高く

5・24集会の2倍 500人の隊列で参加めざす


写真
新婦人埼玉県本部が作って普及しているピースリボンと要請はがき

 東京・明治公園で十九日午後六時半から開かれる「医療改悪反対・有事法制許すな7・19全国大集会―悪法は廃案に!解散・総選挙で国民の信を問え」。新日本婦人の会埼玉県本部(加藤ユリ会長)は、同大集会を成功させようと、同じ明治公園で開かれた「5・24大集会」の二倍、五百人の参加をめざしています。

 新婦人県本部は、「子どもや夫を戦争にやりたくない」「これ以上医療制度が改悪されたら生活が壊れる」と有事法案や医療改悪法案など、小泉内閣が成立をねらう悪法に反対する運動に力を入れています。

要請はがきも独自に作って

 赤地の布に白抜き文字で「STOP有事法制」と染め抜いたピースリボンや、「憲法守れ!有事法制反対」と訴える要請はがきを独自に作って普及してきました。「7・19大集会」には、このピースリボンを全員が付けて参加します。和紙で作ったエプロンに一人ひとりが要求を書き込んで参加する班もあります。

 同県本部は、憲法会議と安保破棄中実委の両団体が作った有事法制のパンフを全会員分購入し、「新婦人しんぶん」と合わせて班会議で読み合わせをしたり、弁護士を講師に招いて学習会を開いてきました。

 「赤ちゃん小組」など若いお母さんたちのグループには、サポーターと呼ぶ子育て援助のベテラン会員が紙芝居やパンフを持って出張し、戦争体験を語りながら学習してきました。

署名目標は2万5千人

 こうした学習が力となり、駅やスーパー前、住宅街などで宣伝・署名にとりくむ班、「何かできることを」と会員が近所を回って署名を集めるなど、運動が広がっています。有事法案に反対する署名は当初目標の一万人を超えて一万五千人を突破。国会の会期延長後は「火種を一つも残さずに廃案までがんばろう」と、二万五千人を目標にしています。

 同県本部の山崎悦子事務局長は「『7・19全国大集会』は、国会の会期延長後、初めて開かれる全国集会です。大変重要な時期です。有事法案や医療改悪法案など悪法を廃案に追い込むために全力で成功させたい」と語っています。


 明治公園(東京・新宿区)への行き方は次のとおりです。

 営団地下鉄銀座線外苑前駅下車、徒歩六分。都営地下鉄大江戸線国立競技場駅下車、徒歩六分。JR中央線・総武線千駄ケ谷駅、徒歩七分。

 


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