2002年7月13日(土)「しんぶん赤旗」
日本共産党国会議員団の台風被害対策本部(本部長・松本善明衆院議員)は十二日、国会内で初会合を開き、日本列島各地に広がった台風6号の被害調査の状況や今後の対応について協議しました。
岐阜県大垣市などに調査に入った瀬古由起子衆院議員は、「遊水池を開発して水害が繰り返されている」「徳山ダムでは防げなかった災害」「河川の増水だけでなく土砂災害による被害が大きい」と報告しました。対策本部は早急に、東北地方をはじめ各地の被害状況や国にたいする住民の要望などをつぶさに調査し、関係省庁へ要請することを確認しました。
初会合には、松本、瀬古両議員のほか、藤木洋子、塩川鉄也両衆院議員、大門実紀史、大沢たつみ両参院議員が出席しました。
日本共産党の志位和夫委員長は十二日、台風6号による被害で災害救助法の適用を受けた岩手県東山町と岐阜県大垣市に見舞い電報を打ちました。