2002年9月28日(土)「しんぶん赤旗」
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女性の憲法年連絡会(日本YWCA、日本婦人団体連合会、労働組合女性部など三十五団体)は二十六日、東京・品川区の総合区民会館「きゅりあん」で、「ストップ有事法制学習交流集会」を開きました。
自由法曹団有事法制闘争本部副本部長の田中隆弁護士が、「成立をストップさせた力で有事法制を廃案に!」と題して講演。「イラク攻撃に踏み出そうとしているアメリカに協力するか、それを止めようとするのか、有事法制反対は、それにつながるたたかいだ」と指摘し、廃案まで運動をと呼びかけました。
事務局を務める日本婦人団体連合会の堀江ゆり事務局長が、「個人が集めた署名が千六百を超えるなど、五月の有事法制反対の意見広告を機に運動が広がった。ラジオ番組の二十代の女性プロデューサーが二度も取材にくるなど、若い世代の正義と平和を願う思いを強く感じた」と、活動の経過を報告しました。
「イラク攻撃と、日本が賛成しようとしていることについてどう思うかと話し、有事法制反対の署名を広げている」(新婦人)などの発言が出されました。
参加者は「アメリカはイラク攻撃をやめよ! 戦争拡大、核兵器の使用は許さない、有事関連法案は廃案に」のアピールを採択しました。