2002年10月17日(木)「しんぶん赤旗」
「まもれ!雇用・くらし・いのち 許すな!イラク攻撃、有事法制」をかかげて、二十二日に東京・日比谷野外音楽堂で開かれる「10・22中央集会」を大きく成功させ、この秋、くらしと平和のたたかいを発展させようとよびかける各界二十氏のアピールが十六日、発表されました。
「10・22中央集会」は、社会保障改悪による三兆円の負担増、「不良債権処理」、大企業のリストラなどの「小泉改革」が国民のくらしを直撃し、国連憲章に反したアメリカのイラク攻撃や有事法案強行のたくらみで平和が脅かされ、これに反対する世論と運動がひろがるなかで開かれます。十八日には臨時国会が始まります。
アピールは、国民が直面しているくらしと平和の問題で、「(小泉内閣が)国民の立場にたつしっかりした見通しある政策をもっていないことは明白です」と指摘。「ゆきづまった日本の現状をかえるため、いまこそ国民が大きく声をあげるときです」とのべ、「10・22中央集会」への参加と、地域、職場からたたかいをよびかけています。
「10・22中央集会」は午後六時半開会。日本共産党の志位和夫委員長が情勢報告をかねたあいさつをします。
「10・22中央集会」成功をよびかけた二十氏は次のとおりです。
(敬称略)
井上美代(新日本婦人の会会長)
市川喜一(全国商工団体連合会会長)
島田務(全国生活と健康を守る会連合会会長)
室生昇(全国保険医団体連合会会長)
熊谷金道(全国労働組合総連合議長)
肥田泰(全日本民主医療機関連合会会長)
山田稔(中央社会保障推進協議会事務局長)
坂井希(日本民主青年同盟委員長)
佐々木健三(農民運動全国連合会会長)
菊谷節夫(神奈川県労働組合総連合議長)
森研一(埼玉県労働組合連合会議長)
矢野吉宏(千葉県労働組合連合会議長)
西村富佐多(東京商工団体連合会会長)
中山伸(東京地方労働組合総連合議長)
鈴木篤(東京民主医療機関連合会会長)
佐藤光雄(安保破棄中央実行委員会事務局長)
赤松宏一(原水爆禁止日本協議会代表理事)
川村俊夫(憲法改悪阻止各界連絡会議事務局長)
坂口正明(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会事務局長)
千坂純(日本平和委員会事務局長)