2002年10月30日(水)「しんぶん赤旗」
日本宗教者平和協議会は二十九日、東京で二〇〇二年度日本宗教者平和会議を開き、アメリカのイラク攻撃反対や核兵器廃絶の世論を結集し、有事法案を廃案に追い込むよう呼びかける宣言を採択しました。
この会議は国連軍縮週間の国際連帯集会として開いたもの。宣言はいのちの尊厳を守り平和憲法を堅持することを共通課題とする「平和をつくり出す宗教者ネット」結成に象徴される連帯と運動の発展をふまえて「二十一世紀こそ真に平和の時代とする」ための共同を呼びかけています。
宣言は創価学会・公明党の問題にも言及し「批判者の存在さえ認めない罵詈雑言(ばりぞうごん)で攻撃しながら、戦争と改憲の道を推し進める創価学会・公明党にたいして、宗教者の良心をもってきびしい批判を加えましょう」とのべています。
同会議は二十八、二十九の両日開かれ各地から六十人余が出席。山形、千葉、石川、京都、大阪など各地の運動の経験を交流しました。