日本共産党

2002年11月23日(土)「しんぶん赤旗」

「戦争やめよ」運動を交流

イラク攻撃、有事法制反対

日本平和大会が開幕


 二〇〇二年日本平和大会の開会総会が二十二日夜、東京・千代田区の日比谷公会堂で開かれました。会場は「通さんばい!有事立法」(熊本)のゼッケン姿の人など千七百人でいっぱい。「平和のルールをこわすイラク攻撃を許せない」「核兵器は廃絶、有事法案は廃案に」の決意にあふれました。

 今大会のテーマは「ストップ!イラク攻撃 守れ!国連憲章 ゆるすな!有事法制」。全労連の熊谷金道議長が開会あいさつし、日本平和委員会の千坂純事務局長が基調報告しました。

 韓国、アメリカ、マレーシアの海外代表と国内から日本山妙法寺の武田隆雄、新横田基地公害訴訟団の山口義郎の両氏が連帯あいさつ。日本共産党の森原公敏国際局次長が中東六カ国を訪問した特別報告をしました。

 各地、各分野の交流では横断幕や写真も掲げて登壇。「アメリカ大使館に抗議し、市民デモもした」(神奈川・鎌倉)、「学校区の自治会・町会長や宗教者ら七十九人がアピールに賛同」(福岡・北九州市門司区)との報告や各地の代表のリレートークに割れるような拍手が起きました。

 初めて参加した福岡・北九州市の健和会大手町病院看護師、岡村美甫さん(23)は、「全国の経験から学び、仲間に報告したい。白衣でイラク攻撃、有事法案反対の宣伝・署名をしたい」と目を輝かせていました。

 大会最終日の二十四日は午前十時半から日比谷野外音楽堂で大集会(閉会集会)を開きます。平和大会出席者以外も広く参加することを呼びかけています。

 


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