2002年11月25日(月)「しんぶん赤旗」
「ストップ!イラク攻撃、許すな!有事法制」の三千人を超える熱い訴えが二十四日、底冷えのする東京の街に響きました。アメリカによるイラク攻撃をめぐる動きと国連安保理決議など新しい状況のもとで、「国連の枠組みで平和解決を」「アメリカは武力攻撃計画を中止せよ」と東京・日比谷野外音楽堂で「11・24大集会」が開かれました。
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二〇〇二年日本平和大会実行委員会が主催したもので、平和大会をしめくくる閉会集会をかねて行われました。
「建設職人は平和を大切にします」の横幕を持って参加したのは徳島県の建設職人の組合員たち。長老一雄さん(61)は「平和のとりくみは思想・信条を超えてやれる。経済要求も重要だが平和あってこそだ」と語っていました。
青年たちが元気いっぱいに訴え、会場をわかせました。「改めてイラク戦争や有事法制を許してはならないと思った」(福島)、「草の根の運動を広げることによって世界は変わるし、変えよう」(愛知)など青年の訴えに、一言ごとに拍手が起こりました。
海外代表も発言。アメリカの牧師は「日本で多く学んだ。団結は私たちに力を与え、団結すればイラク攻撃をやめさせられる」とのべ、韓国のNGOメンバーは「命はみんな平等。平和を私たちの手で守ろう」と訴え、日本と世界の運動の共同を広げる新たな決意の場となりました。
日本共産党の市田忠義書記局長が報告と連帯あいさつをし、安保破棄中央実行委員会の西川征矢事務局長が「主催者の決意表明と行動提起」をした後、参加者は銀座をパレードしました。