2002年12月10日(火)「しんぶん赤旗」
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「ストップ!イラク攻撃、許すな有事法制」の宣伝行動週間が八日、スタートしました。二〇〇二年日本平和大会で呼びかけられたもの。各地で宣伝、パレードなど多彩に行われました。行動は十五日まで続きます。
東京・有楽町マリオン前では、二十団体四十人が「太平洋戦争開戦の日を機会に、平和について考えましょう」と訴えてブッシュ米大統領と小泉首相あての抗議はがきなどを配りました。宣伝カー上でのトランペット演奏やギター弾き語りの熱演に、通行中の人が注目していました。日本共産党の小泉親司参院議員が参加しました。
映画の前売り券を買いに来た柴田美子さん(70)=川崎市=は、「イラクの問題やイージス艦の派遣など、不穏な世の中になっていますよね。若い人たちが、まじめに戦争反対の行動をしているのがうれしい」と署名に応じました。
宣伝に参加した磯部大さん(24)=日本平和委員会=は、「戦争反対で多くの人が『やってやろうじゃないか』と思えるような雰囲気を、もっともっとつくっていきたい」と話していました。