2007年2月2日(金)「しんぶん赤旗」

柳沢厚労相の罷免を

日本共産党国会議員団 街頭で訴え


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(写真)街頭で訴える志位和夫委員長(左から5人目)と日本共産党国会議員団=1日、東京・新宿駅東口

 「許せない『女性は産む機械』発言、柳沢大臣は辞めよ!」。日本共産党国会議員団は一日夕、東京・新宿駅頭で緊急の街頭宣伝を行い、志位和夫委員長、穀田恵二国対委員長はじめ、全女性議員がマイクを握り、柳沢伯夫厚生労働相の罷免を強く訴えました。

 「こんな発言をする人は厚生労働大臣失格だ」(吉川春子参院議員)「罷免しなければ安倍総理の人権感覚が問われる」(石井郁子副委員長)などの訴えに、手を振る女性や「その通り」と声援を送る男性もいました。

 志位委員長は「『女性は産む機械』の発言は世界中でメディアの批判の的になっている」として英・独・仏の有力紙の報道を紹介。

 さらに「柳沢厚労相は『ホワイトカラー・エグゼンプション』という残業代取り上げの法案をつくっている張本人だ。女性の人権を大事にしない政治は男性も含めて社会全体の人権をないがしろにする。人権と人格を否定する暴言をした柳沢大臣を一刻も早くやめさせよう」と訴えました。

 足を止めて聞いていた千葉県松戸市の女性(30)は「(柳沢発言は)すごくいやらしい。大臣を辞めて頭を冷やし、日本中を回って謝罪してほしい。首相は大臣にビシっと言ってほしい」と語りました。

 観光で来日して偶然聞いた韓国人女性(33)は「責任ある立場の人がそういう発言をするとは信じられない。韓国では、その立場にいられなくなると思う」と上手な日本語で話しました。


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