2007年2月7日(水)「しんぶん赤旗」
税金 わかります
本紙連載のパンフ 反響続々
関心あるが難しい話 暮らしの目線で
「税金は減るの?変わらないの?増えるの?」「昨年から住民税が取られるようになった。どうして」…。こうした税金に関する疑問や不安、関心に答えるパンフレット『なぜなぜ問答 庶民大増税』が日本共産党中央委員会出版局から発行されました。
日本共産党消費税・庶民増税阻止闘争本部が編集したもの。「しんぶん赤旗」で連載された「なぜなぜ問答」に大幅に加筆して発行された同パンフレット。二月十日の発売日を前に、すでに二万部の注文が全国から寄せられています。「連日、注文の電話が寄せられています。『周りの人に広げたい』と三冊、五冊と注文をなさる方もたくさんいらっしゃいます」(党出版局)。
同パンフレットは、「住民税・所得税編」「消費税編」「財源論編」などの章を設けています。イラストや図などを用いて、「サラリーマン増税ってどういうこと」「消費税は『公平な税』?」などの設問に答えています。財源論編では、「社会保障のためなら消費税増税も必要?」などの疑問も解明。社会保障の財源確保のために、歳出の浪費をただし、大企業や大資産家などに応分の負担を求めることなどの道筋も示しています。
「消費税をなくす全国の会」の杵渕智子事務局長は、「国から地方への税源移譲や定率減税全廃など、関心は高いがとかく難しい話を、暮らしに密着して解明する時宜にかなったパンフレットです」と同パンフレットを推薦しています。