2007年2月11日(日)「しんぶん赤旗」
参院調査会
高齢者の自己決定重要
参考人質疑 小林議員が指摘
参院少子高齢社会調査会で七日、「生涯現役社会の推進」のテーマで参考人質疑が行われました。日野原重明・聖路加国際病院理事長、三和清明・寝屋川あいの会代表、平野茂夫・マイスター六〇社長の三人が意見を述べました。
日本共産党の小林みえこ議員は、国連が「高齢者のための原則」として「独立、参加、ケア、自己実現、尊敬」を提起していることを紹介し、高齢者が自分の生き方を自分できめる自己決定権を尊重し、それを保障する日本社会を実現することが重要だと指摘。そのために必要な政策・政治について意見を求めました。
日野原氏は高齢者が自分の健康を主体的に確保し、自立的に生活できるようにすることが大事だと指摘。三和氏は高齢者が積極的にNPO活動に参加できる社会にすることが大事だと発言。平野氏は働くことを生きがいとする自己決定をした人びとのために、職が与えられる社会づくりが大事だと述べました。
また、小林議員はボランティア活動の地域通貨(寝屋川あいの会の「ありがとう券」、ボランティア労働一時間を八百円相当に評価、商店街でも使えるもの)と商店街活性化の関係についてたずねました。三和氏は、行政主導ではうまくいかず、NPOなどによりコミュニティ活性化のために使われると結果的に商店街も活性化する、と述べました。