2007年2月21日(水)「しんぶん赤旗」
厚労相不信任決議案
追及するなかで対応
市田氏
日本共産党の市田忠義書記局長は二十日、民主、社民、国民新の三党が柳沢伯夫厚生労働相の不信任決議案を提出することで一致したことについて国会内で記者団に問われ、「信任に値しない厚労相だということは明白だ」とのべ、国会審議で柳沢厚労相を追及するなかで、不信任決議案への対応を考えるとのべました。
市田氏は、「女性は『産む機械』とか、生産現場の工場労働者は『労働時間だけが売り』だとか、柳沢厚労相の一連の発言は、単なる失言ではすまされず、人間をモノ扱いし、道具としてしかみない人間観があらわれている」と批判。「国会のなかで徹底して柳沢発言を追及していくべきだし、柳沢氏を罷免できない安倍晋三首相の責任が問われている」とのべました。