2007年3月5日(月)「しんぶん赤旗」
非正規の問題解決を
京都で青年・パートら宣伝
京都総評青年部と同女性部、京都パート・非常勤ネットは四日、はじめて合同で、「格差と貧困」の是正と雇用問題解決をめざし、宣伝とパレードに取り組みました。
繁華街・四条河原町では、労働者や大学生ら八十人が、「仕事あるのに契約終了っておかしいじゃん」などのポスターを掲げ、労働組合への相談を呼びかけたティッシュ三千個を配布。京都総評の岩橋祐治議長や青年、パート労働者、看護師らが「生活保護を受けながら教壇に立つ臨時の教員が増えている」「京都府の最低賃金は現在六百八十六円で、月十二万にも満たない」「パートの問題は女性だけではなく、正規職に就けない男性にとっても問題だ」などと告発し、「時給千円でやっと生活保護水準の生活になる。ダブルワーク、トリプルワークをしなくても済む最低賃金に引き上げるために頑張りましょう」と訴えました。
京都市役所前まで、残業代ゼロ制度は「アキマセン」、賃金を大幅に引き上げんと「アキマセン」と唱和しながらパレード。ちんどん屋や着ぐるみも登場し、買い物客らの注目を集めていました。