2007年3月6日(火)「しんぶん赤旗」

在宅介護サービス利用料

補助対象広げる

秋田・湯沢


6→8種類に

 秋田県湯沢市は四月一日から、在宅介護サービス利用料への四割補助(同市の独自施策)の補助対象サービスの範囲を、これまでの六種類から八種類に広げます。

 開会中の三月定例議会施政方針の説明で、鈴木俊夫市長が明らかにしました。そのなかで鈴木市長は「これまで実施してきた在宅介護サービス利用料負担軽減事業の範囲を、通所リハビリテーションと短期入所療養介護(介護老人保健施設のショートステイ)まで広げ(ます)」と述べました。湯沢市市民生活部によると、通所リハビリで百二十六人、老健ショートで三十五人が新たな対象になるもようで、約四百十万円ほどの予算増を見込んでいます。

 これまでの六種類は(1)訪問介護(2)訪問入浴介護(3)訪問看護(4)訪問リハビリテーション(5)通所介護(ディサービス)(6)短期入所生活介護(特別養護老人ホームのショートステイ)で、二〇〇六年度は約四千六百万円の予算を予定しています。

 同市は、〇五年十月から半額補助を実施。〇六年七月からは四割補助になりました。軽減対象になるのは介護保険料の第一段階から第四段階(基準額)までの人で、同市一号被保険者の八割以上が該当します。


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