2007年3月20日(火)「しんぶん赤旗」

イラク政策 不支持69%

米誌調査 大統領支持も低迷


 【ワシントン=鎌塚由美】米誌『ニューズウィーク』(電子版)は十七日、世論調査を発表しました。イラク開戦から四年を迎えるなか、ブッシュ大統領の支持率は引き続き低迷し、イラク政策では不支持率が69%になりました。

 世論調査でのブッシュ大統領の不支持率は60%(前回二月末、61%)で、支持率はその半分の30%(同31%)となっています。イラク政策への不支持率は69%で前回67%から増加。支持率は前回と同じ27%でした。

 開戦五年目に突入しようとするイラク情勢については、「前進している」との回答は29%(前回一月半ば、24%)。一方、「押され気味である」と答えたのは61%(同67%)で、戦況の改善には依然として厳しい目が向けられました。

 今回の調査は、十四―十六日の間に千一人を対象に行われました。



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