2007年3月31日(土)「しんぶん赤旗」
米原子力空母配備
しゅんせつ工事 協議中止求める
横須賀・市民の会
米原子力空母の米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)への配備にむけた浚渫(しゅんせつ)工事について、横浜防衛施設局が横須賀市港湾部に同意を求める協議書を提出したことについて、「原子力空母の母港問題を考える市民の会」(共同代表・呉東正彦弁護士)は二十九日、「協議申請は原子力空母母港化に反対する約三分の二の市民の声を踏みにじり、浚渫と放射能被害について話し合いを求めて公害調停を起こしている漁業者の願いを無視するものであり許せない」との抗議声明を発表しました。
声明は、市と国に浚渫工事協議の中止を求め、強行した場合には工事の差し止め訴訟など「断固たる手段に訴える」と表明。市民に対しいっせい地方選で「厳しい審判を下そう」とよびかけています。
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