2007年3月31日(土)「しんぶん赤旗」
爆弾テロ 122人死亡
イラク
【カイロ=松本眞志】イラクでは二十九日、爆弾テロで百二十二人が死亡し、百人以上が負傷しました。
首都バグダッド北東部のイスラム教シーア教徒が多く住むシャアブ地区の市場での自爆テロでは、七十九人が死亡、二十五人が負傷しました。米・イラク軍が二月中旬から大規模治安作戦を同市で実施して以降、最大の被害者数となりました。
バグダッド北方のディヤラ州ハリス市でも三台の自動車を利用した爆弾テロが起き、四十三人が死亡、少なくとも八十六人が負傷しました。
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