2007年4月6日(金)「しんぶん赤旗」

「共産党ありがとう」

赤旗編集局に父親が電話

「派遣の息子、厚生年金入れた」


 東北地方の男性から編集局に四日、電話がありました。「めったに電話してこない息子から電話があり、明るい弾んだ声にうれしくなって日本共産党に電話する気になった」といいます。

 男性の子どもは、大学を出ても仕事はずっと派遣。将来の見通しもたたず、本来の明るい性格が暗くなっていました。ところが前日、「“お父さん、派遣でも正社員と同じように厚生年金に入れるようになったで。共産党がやってくれたんだ。よかった”と電話があった」といいます。

 「あんなに沈んでいた息子の変わりように親の私もうれしくなって涙がでそうになった。ほんとうに共産党が派遣の問題を取り上げているのか知りたい」と男性。

 志位委員長、市田書記局長はじめ党国会議員が何度も、偽装請負問題を国会で追及、二度にわたる是正通達を出させ、相次いで企業が直接雇用、正社員化に踏み出しています。

 「息子さんの厚生年金加入も、こうしたなかで実現したのではないでしょうか」。応対した記者が伝えると、男性は次のように話しました。

 「共産党がやってくれたというのは本当だったんですね。いままで自民党にずっと入れてきて、へんだと思われるかもしれませんが、親せきや知ってる人に『今度は共産党に投票してくれ』と頼んでまわります。政治は人を変え、つくるんですね。暗くなっていた息子を明るく変えてくれた。ありがとうございました」



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