2007年5月16日(水)「しんぶん赤旗」
まともな仕事を
5・20青年大集会
宣伝し参加呼びかけ
「5・20全国青年大集会」(東京・明治公園)の実行委員会は十五日、集会の成功へ向け、終日行動しました。会場の明治公園周辺では商店街を一軒ずつ回ってポスターの張り出しを依頼し、JRの渋谷、新宿の両駅前では街頭宣伝、池袋駅近くではネットカフェ生活をする青年と対話し、参加を呼びかけました。
「まともに生活できる仕事を」「人間らしく働きたい」。青年の願いや怒り、たたかいを持ち寄って交流する青年大集会。
渋谷駅前の宣伝では、民青同盟の清沢達也さん(32)が「大手牛丼チェーン店『すき家』の解雇を撤回させ、一万人のアルバイトの残業代がきちんと払われるようになった」とマイクで話すと、「そうなのか」とビラを受け取る青年。会場近くでは、飲食店やコンビニを一軒ずつ訪ねて「ポスターを張らせてください」「ビラを置かせてください」と頼みました。
実行委員会のメンバーがビラを配り、青年たちに「ネットカフェに寝泊まりして料理店で働いている青年がいる。仕事が忙しくて帰れないんです。こういう状態はおかしい」と実態を話しながら、集会へ誘いました。
全労連青年部の国吉綾乃さんは「共感してくれる人が多く、逆に元気をもらいました」と話していました。
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