2007年5月19日(土)「しんぶん赤旗」
「海自による県民威嚇」
赤嶺議員 新基地調査に抗議
|
日本共産党の赤嶺政賢議員は十八日、衆院安全保障委員会で、防衛省がキャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市)への米海兵隊新基地建設のための調査に、海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」(五、七〇〇トン)を送りこんだことについて「まさに県民への威嚇そのものだ。ただちにやめるべきだ」と抗議しました。
赤嶺氏の追及に防衛省の山崎信之郎運用企画局長は、派遣目的を「防衛施設庁が行う調査にあたっての機材の設置」とし、辺野古沖に停泊中だと説明。また法的根拠として、国家行政組織法にもとづく「官庁間協力」を挙げました。
赤嶺氏は、県民の反対の声を無視し環境アセス法に違反して調査を強行し、軍艦まで送り込む防衛省の姿勢を厳しく批判。そのうえで基地建設に反対する住民の非暴力のたたかいに対し、警備活動に乗り出す可能性があるのかをただしました。
久間章生防衛相は「考えてはいない」としつつ、「できないことはない」とも述べ、可能性に含みを残しました。
赤嶺氏は、新基地建設の是非を問うた名護市民投票(一九九七年)では、久間防衛庁長官(当時)が自衛隊員まで動員したにもかかわらず、市民はきっぱりと反対の意思を示したと指摘、「県民は脅しや威嚇に負けない。新たに怒りを広げるだけだ」と強調しました。
■関連キーワード