2007年5月27日(日)「しんぶん赤旗」

イギリス人も「9条は最高」

東京 共産党後援会が宣伝


 東京都東久留米市の日本共産党滝山後援会は二十六日、滝山団地センター前で「九条を守る署名」と、「住民税増税の中止を求める緊急署名」に取り組みました。

 戦後、樺太(からふと)からの引き揚げでつらい思いをしたという女性(72)は、「だから平和に対しては敏感なのよ。自民党に政治を任せるだけじゃだめ。(参院選で)共産党は頑張ってほしい」。自ら近寄ってきて、ペンを走らせました。

 「九条は最高にいい。世界中が見習わないといけない」。流暢(りゅうちょう)に日本語を話すイギリスの男性(38)は署名に応じ、「九条の会」活動にも興味を示すなど、後援会の人たちとしばし対話になりました。一時間の宣伝で、五十人の署名が寄せられました。

 四月のいっせい地方選で惜敗した渡辺建一前市議(56)がマイクを握り、「自民党、公明党による定率減税全廃で六月から住民税が大増税になります。実施されたら暮らしも営業もいま以上に大変になります。みなさんの声を集めストップさせましょう」と訴えました。



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