2007年6月7日(木)「しんぶん赤旗」

メディアの反応

自衛隊の監視活動


 自衛隊情報保全隊による違法な市民監視の問題を六日、NHKや民放各局のニュースが次々に伝えました。

 夕方のテレビ朝日系「ニュースJチャンネル」では、「陸上自衛隊が国民監視?共産党が“内部文書”暴露」のタイトルで特集しました。志位和夫委員長の会見のもようとともに、イラク派兵反対運動を詳細に記録していた内部文書をVTRで解説。映画監督・山田洋次さんら著名人の名前も含まれていることを紹介しました。

 小宮悦子キャスターは「二十一世紀の日本の出来事とは思えない」とコメント。コメンテーターの大谷昭宏さんは「背筋が寒くなるというか、とんでもない。昔の憲兵隊の復活ですね。日本の言論が危ない」と語りました。

 TBS系「ニュースイブニング5」では、「自衛隊がデモ監視」のタイトルで、内部文書の内容、志位委員長が記者会見で語った「自衛隊法にも根拠のない違法な活動」というコメントを報じました。

 テレビ朝日系「報道ステーション」では、丸山重威・関東学院大学教授が「憲法二一条の集会・結社の自由に挑戦する行為だ。参加者の思想・信条にも立ち入ることになるから(憲法)一九条についても問題がある」と批判。古舘伊知郎キャスターも「年金、消費税、医療費問題まで(文書で)述べているのは解せない」と述べました。

 また、NHKテレビ「ニュースウオッチ9」、日本テレビ系「ニュースリアルタイム」で報じたほか、TBSラジオでは記者会見を生中継しました。


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp