2007年6月9日(土)「しんぶん赤旗」
自衛隊の国民監視活動
中止求め14日に集会
志位委員長が報告します
陸上自衛隊の情報保全隊が日常的に国民監視活動をおこなっていた問題が各界各層で大きな怒りをよびおこすなか、日本共産党は十四日、東京都内の憲政記念館で「自衛隊による違憲・違法な国民監視活動についての報告・抗議集会」を開きます。市田忠義書記局長が八日、国会内で記者会見し、発表しました。
市田書記局長が会見で発表
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集会では、六日の記者会見で自衛隊の内部文書を示して告発した志位和夫委員長が報告します。日本共産党は開催にあたって、監視対象とされた政党や市民団体、ジャーナリストなど広範な団体・個人にも参加をよびかけており、参加者からの報告も予定しています。
会見で市田氏は「自衛隊による国民監視活動には『憲兵政治の復活だ』『ここまで市民生活が監視されているのか』など全国的に大きな衝撃が走り、驚きと怒りの声があがっている」と指摘し、この問題を一面で扱った全国紙・地方紙が二十紙にのぼることを紹介しました。
そのうえで「監視の対象になった団体、個人、マスメディアの関係者のみなさんにも出席していただきたい。国民監視活動の全容を明らかにし、違憲・違法な監視活動がないよう中止を求める世論を喚起していきたい」と集会への決意を語りました。
自衛隊による違憲・違法な国民監視活動についての報告・抗議集会
日時 6月14日(木)午後2時から4時
場所 憲政記念館講堂(東京都千代田区永田町1の1の1)
地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」下車2番出口から徒歩7分
主催 日本共産党中央委員会