2007年6月17日(日)「しんぶん赤旗」

列島怒る 住民税増税

ホームレスになるしかない

暮らし壊して「美しい国」か

共産党HP・本紙FAXに続々


 「倍々増の増税の嵐に吹き飛ばされそう。もう怒り沸騰」(高齢者)、「安月給からごっそり引かれて働く意欲が落ちまくり」(サラリーマン)―自民・公明政権が決め、六月から実施になった住民税増税への怒りの声が相次いでいます。日本共産党のホームページ(HP)にある負担増シミュレーションの感想欄や赤旗編集局の「年金・増税告発ファクス」に届く声は憤りにあふれています。


 「住民税が昨年の二倍の通知がきた」という高齢者は「もう絶句。(住民税に連動して上がる)国保料の通知が送られてくるのが恐ろしい。高齢者の夢と暮らしを破壊して何が『美しい国』か」と怒ります。「住民税の通知がきて、わが目を疑った」という自営業者は「住民税は二〇〇六年と比べてなんと約三倍。国保料は計算してみたら約二倍。異常としかいいようがない。徹底的に消費を切り詰めざるを得ない」と嘆きます。「来月の参院選で税金強奪政府が大敗することを祈る」

 「収入は減ったのに、六万円だった住民税が十万円になり、分割でも二万六千円払えと通知がきた」という三十代の非正規労働者は「若年層用の公営住宅もないし、このままでは家賃も交通費も払えず、ホームレスになるしかない」。別の派遣社員は、住民税の一期二万七千円ずつ年四期払いは「非常にきつい」といいます。「税金、社会保険料に頭を悩まされ生活が苦しくなり、景気も悪くなるのでは」と懸念します。

 住民税は所得税との相殺で“実質増税にはならない”との政府などの宣伝に「安心していたら、このざま。増税は度肝をぬくものだった」という自営業者。「もう自民党および公明党は信用できません。これからは共産党を応援していきたい」


年金・増税告発ファクス

03(3225)1434

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