2007年6月22日(金)「しんぶん赤旗」
会期延長 二重の党略
志位委員長会見
“暴挙に審判を”
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日本共産党の志位和夫委員長は、二十一日の記者会見で、自公両党が十二日間の会期延長で合意したことについて記者団に問われ、「二重の意味で党略的な暴挙であり、反対だ」と厳しく批判しました。
志位氏は、今回の会期延長が(1)天下り自由化法案を何がなんでも通そうとする党略(2)「消えた年金」問題に対する怒りや、住民税増税に対する国民の怒りに対し、多少でも時がたてば、ほとぼりが冷めるだろうとの党略―という二重の党略だと指摘。「こういう党略は必ず国民の厳しい審判を受ける。通そうとしている法案は国民にとって百害あって一利なしであり、さらに年金や増税問題での怒りは広がる一方だ。日本共産党の前進で、厳しい審判を下していきたい」とのべました。