2007年7月4日(水)「しんぶん赤旗」
国民年金
保管記録開示積極的に
八田ひろ子さんがよびかけ
日本共産党愛知県委員会の八田ひろ子副委員長・前参議院議員(参院愛知選挙区予定候補)は二日、県内の87%の自治体で何らかの国民年金記録が保管されているとの調査結果を明らかにし、「消えた年金」の不安払しょくと解決のために、保管記録の開示など積極的な取り組みを市町村に求める「よびかけ」を発表しました。
県庁で記者会見し、同県委の林信敏自治体部長が同席しました。
調査は、愛知県委員会が主に党市町村議員団を通じて、国民年金記録(被保険者名簿)の保管、開示、年金相談について市町村に聴き取りしたもの。被保険者名簿には、年金保険料の納付状況が記載されています。
この日、八田氏が市町村に求めた措置は(1)市町村の広報紙やホームページなどで年金記録を保有していることを住民に知らせる(2)年金記録を本人に開示する(3)役場に「消えた年金」問題の特別の相談体制を設ける―の三点です。
愛知県委員会は、市町村長に「よびかけ」を届けるとしています。
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