2007年7月7日(土)「しんぶん赤旗」

ミート社 団交続く

労組側 雇用継続、社会的責任問う


 苫小牧ローカルユニオン・ミートホープ分会(横岡リツ子分会長)は六日、食肉偽装を行ったミートホープ(北海道・苫小牧市、田中稔社長)と苫小牧市の本社で、雇用継続と企業の社会的責任を求めた二回目の団体交渉を行いました。団交は午後一時にはじまり、九時間が経過し、夜十時を超えて続いています。

 六月二十九日に行われた一回目の団交では、ミート社が発表していた全員解雇の方針を撤回させ、協議継続を約束させています。

 団交前、苫小牧ローカルユニオンの森下克弘委員長代理は「雪印など食の安全の教訓を生かさず、事件を引き起こしたミート社の責任を問い、事実を明らかにしたい」と語りました。

 横岡分会長は、「交渉に期待している」と、雇用継続をかちとる決意を語り、ミート社に入っていきました。



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