2007年7月17日(火)「しんぶん赤旗」
新潟・長野 震度6強
共産党が対策本部
緒方副委員長・吉川参院議員団長、現地入り
本部長に市田氏
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日本共産党の志位和夫委員長は十六日、岡山市内での記者会見で、十六日発生した新潟県中越沖地震の対策本部を設置したと発表しました。本部長に市田忠義書記局長、副本部長に緒方靖夫副委員長、井上さとし参院議員が就き、緒方氏、吉川春子参院議員団長を被災地に派遣することも発表しました。
志位氏は、「被害にあわれた方に心からのお見舞いを申し上げます」とのべ、「現地の党組織と協力して、被災者の救援、支援に全力をつくしたい」と表明しました。
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緒方、吉川両氏と、たけだ勝利・党県常任委員は十六日、被災地に入り、地元党議員団とともに避難所や家屋の倒壊現場を訪ね、住民の要望を聞きました。
駆けつけた一行は、柏崎市役所で被災状況を確認。会田洋市長を訪ね、激励しました。
市立第一中学校では、体育館に避難している人の要望を聞き取り。女性(79)は、「ご飯がもらえると聞いてからもう三時間もたつのに来ないんです」と話し、対応していた市職員も「いつ炊き出しがくるかわからない」と途方に暮れた様子で語りました。
一行は同市東本町で、高齢の女性が五時間生き埋めになっていたという現場を訪れました。
党新潟県委が被災者見舞う
日本共産党新潟県委員会災害対策本部(本部長=小日向昭一県委員長)は十六日、震度6強の地震に襲われた新潟県柏崎市の被災現場を調査し、被災者を見舞いました。
同災害対策本部のたけだ勝利副本部長と竹島良子同事務局長・県議、山口典久衆院北陸信越比例予定候補らは、被害の大きい柏崎市内中心部を調査。百人以上が避難している柏崎小学校を訪問し、被災者に見舞いの言葉をかけ、要望を聞きました。